インド、準軍事部隊2000人増員 農民と警官隊衝突

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、赤い城に集まった農業改革反対デモに参加する農民ら(2021年1月26日撮影)。

【AFP=時事】インド政府は26日、首都ニューデリーで農業改革に抗議する農民らが歴史的建造物「赤い城(Red Fort)」に押し寄せ、警察と衝突したことを受け、準軍事部隊2000人を投入するよう命じた。複数の地元メディアが報じた。

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、赤い城の城壁の旗ざおによじ登る農業改革反対デモに参加する農民ら(2021年1月26日撮影)。

農民が乗ったトラクターの一群は、ニューデリー周辺に設置されたバリケードを破り、首都中心部に入った。警察は、催涙弾や警棒を使って対応した。農民らは、毎年8月の独立記念日に首相が演説を行う400年前に建設された「赤い城(Red Fort)」に集まると、自分たちの旗を立てた。

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、赤い城の城壁に集まった農業改革反対デモに参加する農民ら(2021年1月26日撮影)。

警察によると、バリケードに衝突し、トラクターが転覆した事故で農民1人が死亡した。また、少なくとも警察官86人が負傷したという。

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、赤い城の城壁に集まった農業改革反対デモに参加する農民ら(2021年1月26日撮影)。

また、首都周辺でも農民らを道路から排除しようとする治安部隊との衝突が発生した。農民らはつえや金属製の棒を手に治安部隊に応じ、トラクターを阻止するために置かれていたバスを乗っ取った。

© Money SHARMA / AFP インド首都ニューデリーで、農業改革反対デモに参加する農民ら(2021年1月26日撮影)。

夜になると当局は、農民らが野営を続ける首都周辺のインターネットと電話の回線を遮断した。警察は農民らが「暴動」を起こし、「凶器を手に攻撃」したためと説明している。

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、催涙弾を警察に投げ返す農業改革反対デモに参加する農民(2021年1月26日撮影)。

2か月続く農業改革に反対するデモは、ヒンズー教至上主義を掲げ2014年に発足したナレンドラ・モディ(Narendra Modi)政権にとって、最大の試練となっている。

© Money SHARMA / AFP インド首都ニューデリーで、農業改革反対デモに参加する農民ら(2021年1月26日撮影)。

複数のメディアは、アミト・シャー(Amit Shah)内相が首都に、2000人規模の準軍事部隊の増員を命じたと報じている。インド政府は農民らとの衝突について正式な発表は行っていない。

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、農業改革反対デモに参加する農民ら(2021年1月26日撮影)。

政府は抗議デモの開催に反対していたが、警察はモディ氏や政府要人らが出席する1950年のインド憲法公布を祝う共和国記念日の軍事パレード終了まで待つという条件で、農民らに抗議デモの実施を認めていた。

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、農業改革反対デモに参加する農民ら(2021年1月26日撮影)。

抗議デモの指導者らは、警察が農民らが暴力を振るうよう挑発したと述べている。

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、農業改革反対デモに参加する農民らに催涙弾を放つ警察(2021年1月26日撮影)。

一方、警察は発表で、農民らが抗議デモ開催条件を守らず、「暴力と破壊の道」を選択したため、対応しなければならなかったと主張している。

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、農業改革反対デモに参加する農民らに催涙弾を放つ警察(2021年1月26日撮影)。

ある幹線道路では、市民が屋上からトラクターの集団に花びらを振りまいた。また別の場所では、インド国旗をはためかせ、クラクションを鳴らして通り過ぎる農民らを励ます市民の姿が見られた。

© Sajjad HUSSAIN / AFP インド首都ニューデリーで、警察が放った催涙弾から逃げる農業改革反対デモに参加する農民ら(2021年1月26日撮影)。

Source: インド、準軍事部隊2000人増員 農民と警官隊衝突 (msn.com)

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